発達障害、特に自閉症(自閉症スペクトラム障害、自閉スペクトラム症)の場合、一般的に耳から入ってくる情報(聴覚入力)よりも、特に文字やデザインなど定型的なものによる目から入ってくる情報(視覚入力)の方が頭に入ってきやすいと言われています。一説によると7割くらいの割合だそうです(harusoraのところのharuくんも視覚入力の方が入りやすいです)。
そういった特性を持つお子さんの場合、絵カードの活用が有効です。
無料で入手できるものとして、例えば、ドロップレット・プロジェクトさんのドロップスが有名です。
ドロップレット・プロジェクトさんのページ(外部ページ)
また、最近では、自分で絵カードを作成できる「絵カードメーカー」というウェブサイトもあります。
絵カードセンターさんのページ(外部ページ)
こういった絵カードを活用できれば、お子さんとのコミュニケーションの幅がぐんと広がると思います。
もっとも、自閉症のお子さんのうち1~2割程度は、視覚入力よりも聴覚入力の方が優れているとされていますので、お子さんの特性に合わせてご利用下さい。
(2020年8月19日)