「DSM」とは、アメリカ精神医学会(APA:American Psychiatric Association )の診断ガイドラインである「精神障害の診断と統計マニュアル」(Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders)の略称です。

1952年に発表されたDSM-Ⅰからはじまり、2013年に発表されたDSM-5まで改訂版が存在します(2020年現在)。

具体的には、以下のとおりです。

DSM-Ⅰ (1952年)
DSM-Ⅱ (1968年)
DSM-III (1980年)
DSM-III-R (1987年)(Rは、revisionの略で「改訂版」という意味です)
DSM-IV (1994年)
DSM-IV-TR (2000年)(TRとは、text revisionの略で「テキスト改訂版」という意味です)
DSM-5 (2013年)

なお、DSM-Ⅳまではローマ字表記でしたが、DSM-5からアラビア数字表記になりました。

また、発達障害についてのDSM-5の分類については、以下に詳しく掲載しています。

「発達障害とは」

(2020年8月2日)

(2020年8月10日追記)

(2020年8月21日追記)